現在、帝京大学医学部付属病院脳神経外科にて、診療科長及び同大学主任教授と勤めている中込忠好教授は、脳動脈瘤、良性脳腫瘍、脊椎疾患についての第一人者であり、現在は帝京大学医学部付属病院院長も兼任しています。
学生時代、東京大学経済学部を卒業してから東京大学医学部に入学しなおしたという異色な経歴の持ち主で、昭和54年に同大学卒業後は虎の門病院、東京大学医学部附属病院、寺岡記念病院、東京厚生年金病院、東京都立豊島病院で脳神経外科の医院を歴任し、昭和59年からは米国バージニア大学にも2年間留学、その後は富士脳障害研究所附属病院や東横病院などの医員を歴任後、平成3年より帝京大学医学部講師となり、平成6年には助教授、同11年には教授、同13年には主任教授を歴任されてきました。
そして平成23年より同病院院長を兼任しています。
中込忠好教授が院長を勤める帝京大学医学部付属病院は東京都板橋区のJR埼京線十条駅と都営三田線板橋本町駅の中ほどにあり、両駅からはそれぞれ徒歩10分ほどの地にあります。
また王子駅よりは大学病院前までの路線バスが運行しているほか、赤羽駅や高円寺駅からも路線バスでも最寄のバス停を通ります。
隣接地には、帝京大学板橋キャンパスがあります。
帝京大学医学部付属病院は病床数1100を超えるマンモス病院で、先天性銅代謝異常症の遺伝子診断と超音波骨折治療法での先端医療も実施しています。
診療科目は内科系、外科系のほか、小児科や産婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科や歯科口腔外科までも備えています。
また入院患者の環境設備としては、敷地内にコンビニが2件もあり、カフェやフードコート、展望レストランまでも備えており、また理容室や銀行ATMも完備しています。
中込忠好教授が兼任されている脳神経外科では、10名の医員スタッフを置いており、脳血管障害、脳腫瘍をはじめ、脳卒中での脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の手術症例件数では、国内随一を誇ります。
また、24時間体制での頭部CTや脳血管撮影などの緊急検査、緊急手術も行っています。
定期手術、緊急手術ともに開頭クリッピング術と脳血管内手術による塞栓術双方に対応できる数少ない病院でもあります。
特に中込忠好院長兼科長は、脳動脈瘤の開頭クリッピング術に関して1000件を超える手術症例経験があります。
またくも膜下出血によって生じる血管攣縮に対する手術件数も多いのが特徴です。
とりわけ、大きな脳腫瘍は、頭を開く手術手段しかありませんから、その執刀経験が最も多いということになります。
また外来も行っており、術後の経過診療をはじめ、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻に対する塞栓術、閉塞性脳血管障害に対する血管拡張術やステント留置術などの脳血管内治療も行っており、院長兼科長も週3回外来を行っています。
また帝京大学医学部主任教授としては、脳動脈瘤、良性脳腫瘍、脊椎疾患を専門分野としており、その研究分野においても、第一人者と言われています。