広島市立広島市民病院は広島県広島市中区基町にあり、アストラムラインの県庁前駅からは地下道で直結されている大変便利な場所にあります。JR広島駅をご利用になる場合は市内電車で約16分の場所にある紙屋町東という駅で下車します。駅からは徒歩7分で、県庁を目指して進むとすぐ隣りにあります。また、病院内の駐車場は24時間利用可能となっており、外来の患者さんやその付き添いの方は会計伝票等を提示することで駐車料金が無料となります。

広島市立広島市民病院の脳神経外科は急性期治療、手術、脳ドック検査において高い実績を誇っています。併設された救命救急センターは24時間受け入れを行っており、特に迅速な治療を必要とする脳血管障害に関しては的確な治療が行われることで高く評価されています。

脳腫瘍等の手術件数は年間400件以上で、このうちカテーテルを使用した脳血管内手術は100~130件にも及びます。これは担当の専門医が常に複数在籍しているからで、未破裂脳動脈瘤の手術に関しても学会のガイドラインに沿った安全に塞栓術が行われています。脳神経外科の外来患者数は年間1万人~1万2千人近く、一日に換算すると平均40人~50人くらいの患者数となります。入院患者数は年間1万4千人~1万6千人ほどで、一日の平均入院患者数、年間入院患者数共に年々増加傾向にあります。

また、広島市立広島市民病院では脳ドック検査にも力を入れており、予防医学の成果も上がっています。検査では最新のMRIやMRAを使用するため、造影剤を使用する必要がなく、体に影響を与える心配もありません。脳ドック検査は平成6年に開始されて以来8000人以上が受診しており、脳梗塞、脳出血、脳動脈瘤、脳腫瘍などの早期発見、早期治療につながっています。脳ドックは外来ドックと併用すると料金が安く済むため、定期的に両者をセットで受診することがおすすめです。ただし、ペースメーカーを入れている方は検査できませんので注意しましょう。