愛知県豊明市にある藤田保健衛生大学病院は愛知県に4つある医大の一つとして愛知県の地域医療を支えています。藤田保健衛生大学は私立の大学であり、常に改装を行うような勢いで常に進歩を続けています。私立大学ならではのフットワークの良さもあり、多くの優秀な医療技術者を育成している教育大学です。多くの医大と同じく、医師の育成に力を注いでいますが、それ以外にも看護師や臨床検査技師、診療放射線技師などあらゆるコメディカルの養成を行っている医療系総合大学です。その付属病院である藤田保健衛生大学病院にある多数の診療科目の一つとして脳神経外科は存在しています。
この医局では年間1000例近い手術を継続的に行っており、多くの医師が所属しています。この手術件数というのは全国的に見ても多いものであり、全国有数の治療の場になっています。藤田保健衛生大学病院の脳神経外科の病床としては104床の病床に加えて14床の救急病床を備えており、日本でも有数の治療を行っている環境にあります。脳外科の対応する疾患にも色々とあり、腫瘍のほかにも血管障害、血管内治療、脊髄・脊椎疾患、機能的外科などがあります。非常に幅広い疾病に対して十分な対応を行うためにそれぞれの部門でそれぞれの専門家が治療に当たるという仕組みを構築しています。その環境の下で治療に当たるに際し、4名の教授陣を抱えて非常に層が厚くなっているのも特徴の一つです。専門治療をさらに細分化して丁寧に対応しているのがこの医局の特徴でもあります。
一方で医局の活動として地域医療への協力も活発に行っています。脳梗塞の早期発見に活躍するMRI等を利用する脳ドックが近年人気になっていますが、その需要に応えるための読影に力も注いでいます。大学病院で直接的に医療に関わるとともに、間接的にも地域医療に貢献していこうという姿勢が医局にあります。愛知県豊明市のみならず、広く愛知県で活躍しています。