磯部千明医師は北海道生まれで、岩手医科大学の医学部を卒業し、その後はその大学病院や、岩手県内の病院で勤務をしてきました。
2005年には北海道に戻り、千歳第一病院や札幌トロイカ病院で勤務したあと、2012年に高橋脳神経外科病院に勤務しています。
いずれも神経内科です。
日本神経学会専門医、日本神経学会指導医、日本脳卒中学会専門医、日本頭痛学会専門医、日本頭痛学会指導医など数々の資格、認定を持つ医学博士です。
また磯部千明医師は「頭痛診療のコツと落とし穴」という著書も出版しています。
そして主に脳神経系の病気を幅広く診療して、パーキンソン病、認知症、脳卒中、頭痛を専門分野としています。
高橋脳神経外科病院は2013年の4月から、「医療法人明日香、札幌宮の沢脳神経外科病院」という名称に変わりました。
そして磯部千明医師が赴任してから頭痛外来が開設されました。
物忘れ外来でもほかの2名の医師と診療にあたっています。
頭痛外来では、丁寧な問診と血液検査や画像診断などの詳細な検査をして、重篤な病気や頭痛を引き起こしているほかの病気がないかを調べます。
そしてその日のうちに結果を出して患者さんにきちんと説明を行ってくれます。
そしてたとえ検査で異常がなかったとしても、痛み止めを出してそれで終わりではなく、患者さんに頭痛ダイアリーを渡して記録を付けてもらい、それをもとに頭痛の誘因やライフスタイルなどを患者さんと一緒に検証して行くようにし、必要なアドバイスをしたり、有効な内服薬を出したりしてもらえます。
患者さん自身が快適な生活を送れるような診療を行ってくれています。
そのような診療を行っているので、患者さんからの信頼は厚いです。
年間の頭痛の症例数は約850例で、そのうち片頭痛や緊張型頭痛など頭痛そのものの症例は260例、ほかの病気が原因で起きている頭痛の症例は約600例です。
この病院は脳神経外科、リハビリテーション科、脳神経内科の専門病院で、一般病棟は79床あり回復時リハビリテーションの病棟は20床あります。
24時間の救急体制をとっていて急な手術から回復時のリハビリテーションまで積極的に行ってくれる病院です。
外来の診療科目は頭痛外来、もの忘れ外来のほかに、循環器内科、神経耳鼻科、てんかん外来、脊椎脊髄外来、糖尿病外来があります。
予約制で脳ドックも行っています。
それぞれの診療科目で、診療曜日や時間が異なります。
磯部千明医師の頭痛外来は月曜から金曜までと土曜日は月に一度の診察となっています。
外来診療を希望する方は一度予約を入れていただくほうがよいようです。
紹介状は原則不要です。
アクセスですが、病院は旧国道5号線に面しているのでわかりやすいところにあります。
電車なら地下鉄宮の沢駅の宮の沢バスターミナルから徒歩圏内です。
病院は明るい雰囲気で、脳神経医療に精通したスタッフが診察に臨んでいて診察を受けやすいところです。
気軽に相談することもできる病院です。