東京警察病院は、東京都中野区にある総合病院です。最寄駅は、JR中央線と東京メトロの中野駅になります。病院までは、中野駅の北口から徒歩で行くことができます。徒歩での病院正門までの所要時間は、約10分です。また、病院まではバス路線もあり、北口から野方行きや阿佐ヶ谷行き等に乗ると、所要時間5分程度で病院正門前のバス停に着きます。

東京警察病院の概要ですが、まず災害拠点病院に指定されています。そして病床数は、一般病床が415床、ICUとCCUは8床あります。また、1日の平均外来患者数は、約1300名となっています。

東京警察病院の脳神経外科は、大学病院並みに規模が大きく、スタッフが多くそろっています。ここでは、脳や脊髄に起こる病気の診断や治療全般を行っています。頭痛やめまい、手足のしびれなど広範囲の症状に対応しています。治療方法には、外科手術や保存療法、リハビリテーションなどがあり、患者の状況によって最適な方法で治療しています。特に、脳梗塞や未破裂動脈瘤、顔面けいれん、脊髄疾患などに対しての高度な診療も可能です。

東京警察病院の脳神経外科の中でも特に強い分野は、手術が極めて難しい良性頭蓋底腫瘍などの良性腫瘍手術です。この分野の手術例は多く、全国各地から患者が集まってきています。また、脳血管手術に関する治療手段が揃っています。その中でも珍しいバイパス手術を行っていることが、大きな特徴です。手術が難しいような大きな動脈瘤も、バイパス手術で治療しています。また、脳神経の専門医が毎日当直していることも特徴です。このため、救急車で運ばれてくるような脳卒中の患者に、24時間いつでも対応できます。また、入院中の患者に対しても、深夜でも専門的な治療をすることができます。

ちなみに、患者に対しては、納得いくまで丁寧な説明を心がけています。このため、気軽に何でも質問できますし、納得してから治療を受けることができます。