医療の分野というのは、多数の診療科に細分化されています。それぞれの診療科ごとに、専門的な知識・技能を身につけた医師がいるのです。たとえば、脳神経外科の分野においては、鈴木明文という医師がいて、人々の間で名医との評判になっています。

鈴木明文医師は、秋田県にある秋田県立脳血管研究センターに在籍していて、脳卒中診療部の部長を務めている医師です。脳の疾患、とりわけ脳卒中を専門として業務に当たっています。秋田県を代表する脳神経外科医師の1人なのです。特に、脳卒中の診療分野では、日本国内でもトップ10以内に入ると言われている実力者です。脳卒中の治療に力を入れることは当然として、鈴木明文医師が目指しているのは、治療にとどまるものではありません。脳卒中を撲滅するという壮大な目標に向けて、日々の医療活動に従事しているのです。

鈴木明文医師は、三重県立大学の医学部を卒業しました。松坂中央総合病院で研修医としての経験を積んだ後、秋田県立脳血管研究センターに入所し、脳神経外科を専門にスキルを高めてきました。以後、外科科長、脳卒中診療部長、研究部長、副病院長、副研究局長、副センター長というように、センターの要職に就き、2010年以降、センター長としての活躍を果たしています。

脳循環代謝学会の評議員、脳神経外科学会の評議員、脳卒中学会の代議員、日本意識障害学会の理事など、さまざまな重要ポストに就いていて、日本における脳疾患の研究に多大な貢献をしているのです。また、Fellow of American Heart Associationとしての活動も忘れてはなりません。

鈴木医師が考えていることは、脳疾患を治療することが大切だというのではなく、どうすれば脳疾患を予防することができるかという点です。医療技術の発達によって、治療の水準は格段に高まっています。治療法自体は確立しつつあるのです。しかし、脳卒中というのは、症状が軽い段階で治療を開始することができなければ、治療の効果はあまり得られません。ある程度の回復は可能でも、どうしても後遺障害が残ってしまうリスクが付きまといます。脳卒中になってしまう原因の約70パーセントは、動脈硬化や高血圧であると言われています。生活習慣を見直していくことで、相当程度を予防することができると鈴木医師は考えます。

鈴木医師の診察を受けるには、紹介状を必ずしも必要としていません。ただ、待ち時間は一定しておらず、早ければ30分程度、長ければ3時間ほどになっています。秋田県立脳血管研究センターでは、医師を指名することが可能なので、鈴木医師を指名して診察を受けることができます。

鈴木医師は、センターの開設以来、脳卒中の急性期患者を20000例以上治療しています。豊富な実績・経験を持っているので、安心して治療を受けられます。インフォームドコンセントに力を入れ、患者さんにとって最善の治療を目指します。