神奈川県小田原市にある「間中病院」の院長を務める間中信也医師は、長年「頭痛」について研究を深めてきました。間中医師によれば、頭痛には2つの種類が存在し、一方は「善玉頭痛」、そして他方が「悪玉頭痛」という、非常にユニークな頭痛の解釈をしています。1997年には、インターネットで「頭痛大学」という頭痛専門のサイトを立ち上げました。

間中信也先生は、1965年 東京大学医学部を卒業し、1972年には日本脳神経外科学会専門医に就任されました。その後1975年に東京大学講師に着任し、1981年には東京大学助教授、1986年に帝京大学市原病院脳神経外科教授を歴任し、1993年より温知会間中病院を開業、そして1994年に院長に就任されました。

所属学会は、日本脳神経外科学会専門医、同評議員、そして日本頭痛学会専門医、同指導医、2000年から日本頭痛学会理事(現在は、名誉会員)に着任され、昨年2012年より日本頭痛協会代表理事に就任しました。

間中病院開業以来、間中先生が手掛けた患者さんの数は、31,023名。2010年の診療実績は12063名です。