公立昭和病院は西武新宿線の花小金井駅と小平駅の中間ほどの線路沿いの東京都小平市にある病院です。
両駅からは徒歩10分ほどにあり、花小金井駅やJR中央線武蔵小金井駅、西武池袋線東久留米駅からは公立小平病院前へ行く路線バスも運行しています。
公立昭和病院は、6階建ての本館、9階建ての南館、3階建ての北館からなり、病床数500を越える大型病院です。
名称の公立昭和病院の公立の由来は、小平市など東京都北多摩地域の8市による合同の団体による運営によるものです。
昭和初頭に伝染病専門病院として開院し、1972年に公立病院となったという沿革と経緯があり、そのためHIVやSARS、肝炎などの感染症では多くの実績を持つほか、通常の内科系や外科系にとどまらず、呼吸器、腎臓、神経、消化器などの専門内科や脳神経外科などの専門外科から、歯科、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科、小児科、産婦人科までも兼ね備える総合病院になっています。
手術室は9室も兼ね備えており、そのうち、徹底的な感染防止がなされたクリーンルームが2室あります。
また院内にはコンビニやカフェ、レストランのほか、入院患者向けに図書室も完備しています。
その診療科目のなかで、脳神経外科は、都内トップ5、都下2位の症例数を誇り、24時間の救急医療体制によるクモ膜下出血、脳内出血、頭部外傷、脳腫瘍、閉塞性血管障害、脊椎脊髄疾などに対応しています。
全症例の手術件数は年間400を超えており、特に、脳血管障害では、年間の破裂脳動脈瘤開頭術などの手術症例数は200を超えており、全国トップレベルの実績があります。
3名の学会専門医のほか、全7名の専門医と40名を超える看護師、臨床工学技士、メディカルクラーク、麻酔科医などの手術室スタッフが施術に当たります。
また、急性から慢性に移行した患者や疑いのある症状のある患者、完治までの過程にある患者向けに外来での診察も週2回の割合で行っています。