埼玉県日高市埼玉医科大学国際医療センターは、埼玉国際医科大学付属の病院であり、厚生労働大臣から指定されている地域がん診提携センターとしてしられています。当院は国内では珍しい腫瘍内科と緩和ケア科として利用される精神腫瘍科を置いており、国内初の小児脳脊髄腫瘍部門をおいています。このほかにも脳脊髄腫瘍科、頭頚部腫瘍科、骨軟部腫瘍科、小児腫瘍科、造血組織腫瘍科、泌尿器腫瘍科、皮膚腫瘍科など計14もの専門診療科があります。埼玉医科大学国際医療センターは入院病床数は600床を有しており、なかには成人と小児を対象とした骨髄移植を前提とした「クラス100」の6床を含み無菌治療室併せて36床を設置しています。当院では脳神経外科にある脳卒中外科を配しています。この診療科は当院に設置された脳卒中センター内に独立た診療科であり、全国の代悪病院でただひとつの脳卒中の開頭術の専門特化した診療科です。当科はスタッフ全員が外科手術における豊富な経験をもっており、24時間体制で対応しています。当科で取り扱う疾患は、くも膜下出血をはじめ、巨大になったことや血栓化した高難易度脳動脈瘤未破裂脳動脈瘤脳内出血と脳室内出血、脳動静脈奇形や海綿状血管腫およびその他の血管奇形があります。そのほか頸動脈狭窄症をはじめ内頸動脈閉塞症やもやもや病があります。くも膜下出血の患者さんはCTやカテーテルを用いた脳血管撮影により、動脈瘤の大きさや位置、形状を診断し、開頭クリッピング術と血管内コイル塞栓術から判断して施工します。術後脳槽還流の出血の排除を行うことで良好な治療実績を得ています。ほかにも高難易の小型未破裂脳動脈瘤の患者さんに対して鍵穴手術を標準術式にすることで、治療が困難な動脈瘤や脳動静脈奇形を患った患者さんも受け入れています。アクセス方法は電車で来院する場合、JR川越線高麗川駅より路線バスで10分です。車で来院する方は、関越自動車道鶴ヶ島インターより約15分にあります。