脳神経外科とは、脊髄や脳、末梢神経系や血管、骨、筋肉など、その付属器官を含めた神経系全般の疾患のなかで外科的治療になる医療分野のことをいい、その分野でも実績がある病院として全国でも知られているのが、
熊本県熊本市にある、済生会熊本病院です。済生会熊本病院は、地元熊本では、大きな病院として知られ、済生会と呼ばれ、地域になじんでいる病院です。かかりつけで対応できないと言われた時は、ここを紹介され、地域の方にとって、済生会は、最後の砦といった希望の病院になっています。済生会では、診療体制を整えて、専門性に基づく高度な医療の提供を目的として、臓器別センター制を取り入れています。今までの、外科、内科と二つに分けるのではなく、ひとつの臓器を中心に内科と外科が同じ立場で体制を作っているので、疾患をトータル的に見ることができ、早期の疾患特定と、的確な治療を受ける事ができると期待されています。ここでは、脳神経外科は、神経内科とともに、脳卒中センターに位置付けられています。済生会熊本病院では、2013年に熊本県で初めて、ハイブリッド手術室をとりいれられました。ハイブリッド手術室とは、手術台と心・脳血管X線撮影装置を組み合わせた治療室のことを言います。ハイブリッド手術室は、手術室と同じレベルの空気清浄度の環境のもとで、カテーテルによる血管内治療が可能となるものなので、脳外科疾患のほとんどが、一刻を争う緊急の対応、高いレベルの診断と治療技術を要求されるという事を考えると、このハイブリット手術室があるということが、この病院のとても大きな魅力と言えます。また、済生会熊本病院では、患者さんの依頼を決して断らない救急医療をモットーとしていて、院内すべての関連部署と連携し、24時間体制を整備しているので、地域のかたは安心して過ごす事が出来ています。済生会は、しっかりとした実績があり、地域にとても貢献している病院です。