医療の分野においては、それぞれの診療科ごとに、名医と呼ばれる医師がいます。たとえば、脳神経外科で活躍している木原俊壱医師が挙げられます。『医は世のため人のためのものである』というモットーを掲げて、日々の医療に邁進しています。提供する医療の水準を高めて、世界水準を実現するように努力しているのです。臨床・医療の現場においては、相手の身になって考えるということが特に重要です。患者さん・家族がどのような治療を望んでいるのかを、ともに考えながら治療を行います。

木原俊壱医師は、1960年に福岡県北九州市で生まれました。1988年に、佐賀県の佐賀医科大学、現在の佐賀大学医学部を卒業し、医師国家資格試験に合格しました。そして、佐賀医科大学の脳神経外科に入局し、研修生として医学の基礎を学びました。1990年には西有田共立病院、翌1991年には聖マリア病院の医師として経験を積み、1992年には佐賀医科大学の医員、文部教官助手を務めました。1994年にはアメリカ合衆国のカリフォルニア州にあるロマリンダ大学に留学し、1999年に大津市民病院で勤務するようになりました。現在は、大津市民病院において、診療局手術部診療部長・脳神経外科医長を務めています。

木原俊壱医師は、アポトーシスに関する研究を行って、1996年に医学博士となりました。脳神経外科の専門医、日本脊髄外科学会の認定医、日本体育協会の公認スポーツドクター、日本補完代替医療学会の補完代替医療学識医としての活動も行っています。複数の学会に所属して、自身の見識を広めながら、医療の発展に貢献しています。脊髄・脊椎疾患の外科的治療、新たな手術手技・手術用器具の開発、姿勢・生活習慣を見直すことで脊椎疾患を予防すること、などに強い関心を持っています。

木原俊壱医師の特徴は、独自に開発した治療方法を駆使しているところです。手術の方法は、医師によって異なることがあり、患者さんにとって最も有効な方法を採用することに長けています。数年間の手術歴において、実績は着実に伸びています。年間を通して350例を超える脊髄・脊椎手術の執刀を行っていて、木原医師の手術を受けたいと願う人の数が急増しています。現在では、木原医師の手術を受けるために、3年の手術待ちという患者もいるくらいです。頸椎・腰椎に不安を抱えて過ごしている方は、木原医師の診察を受けることが望ましいです。頸椎や腰椎は、早期に適切な治療を受けることで、大きく改善していく可能性を持っています。

木原医師は、独自に多くの手術器具を開発してきました。たとえば、腰部固定帯のライーブフィット、フィットアスリートです。さまざまな視点で考察を尽くして開発された、非常に優れた器具です。ライーブフィットは、ヨーロッパ国際パテントを取得しています。また、椎体形成術で用いるK-ニードルといった専用針もあります。専用の針を開発したことで、治療が行いやすくなりました。