大阪府吹田市に、国立循環器病センターという医療機関があります。JR東海道線・新幹線の新大阪駅、阪急電鉄千里線の北千里駅、地下鉄御堂筋線・北大阪急行線の千里中央駅から、公共のバスを利用して行くと便利です。自家用車で行くということも可能になっています。

国立循環器病センターでは、脳神経外科・循環器病などの治療が厄介な疾患に対応した高度な医療を実施しています。高い水準の技術を持った医師が在籍し、ハイレベルな治療に従事しているのです。循環器病を克服していくために、さまざまな研究を行っています。人工心臓弁や人工血管を開発したり、臨床SPECT診断法の精度を向上させる取り組みをしたり、研究内容は多岐にわたっています。また、とりわけ脳神経外科で対応する疾患は複雑なものが多いので、研究も重要なものが増えていきます。

主要な手術に関しても、豊富な実績を持っています。たとえば、脳腫瘍手術は11件、破裂脳動脈瘤開頭術は19件、未破裂脳動脈瘤血管内治療は20件、未破裂脳動脈瘤開頭術は32件、合計82件となっています。脳の疾患に適切な対応をするためには、手術や治療の実績が豊富でなければなりません。その点、国立循環器病センターでは充分な経験を持った医師が多いため、安心して受診することが可能なのです。

国立循環器病センターは、医療機関としての規模も大きく、高度な医療設備も整えられています。患者さんが安心して受診できるように、医師・医療スタッフと患者さん・家族との間のコミュニケーションを非常に重視して治療を進めます。インフォームドコンセントに基づいて、手術をはじめとした重要な治療を行う際は、具体的な説明を行って、確実に理解してもらえるように努めています。脳の疾患は、早期発見が何よりも大切です。早期に治療を開始することで、相当な程度まで回復させることが可能なのです。患者さんの症状を的確に聞き取って、最適な治療を施します。