福岡県北九州市には、済生会八幡総合病院という医療機関があります。JR八幡駅を下車し、公共交通機関であるバスを利用するのが便利です。タクシーや自家用車で行くことも可能です。済生会八幡総合病院の起源は、明治44年にまで遡ります。恩賜財団済生会が設立されて、医療の充実に力を入れてきました。全国に支部を開設して、戦後もさらなる拡大を図っています。福岡県北九州市の医療機関として、豊富な実績を積み重ねています。
済生会八幡総合病院には、内科・小児科・消化器内科・消化器外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・放射線科・腎臓内科・腎臓外科・リハビリテーション科など、さまざまな分野の診療科があります。中でも、脳神経外科の医療に力を入れているのが特徴です。高い技術を持ったスタッフが在籍して、ハイレベルな医療を実現しています。許可病床は403床あって、多くの患者さんに対応することができます。また、経済的な困窮者、家庭内暴力の被害者、外国人の方などの医療費については、法律に基づいて軽減・免除するシステムも用意されているので、必要に応じて相談することができます。
脳の疾患には、他の部位の疾患とは異なる対応が求められます。人体の中で、特に重要な部位が脳です。何らかの疾患があると、症状の進行が非常に速いのです。初期症状が出た時点で、適切な対応を取るようにしないと、なかなか元通りの状態に回復させることは困難です。
手術についても、確実な実績を持っています。たとえば、脳腫瘍手術は22件、破裂脳動脈瘤開頭術は13件、未破裂脳動脈瘤開頭術は45件です。これらの豊富な実績を武器に、多くの患者さんを救っています。済生会八幡総合病院では、患者さんと緊密なコミュニケーションを取ることが大切だと考えています。とりわけ脳神経外科では手術に至るケースが多いのですが、その際は、患者さんに具体的な説明を行い、確実に理解してもらえるように努めているのです。