福島県郡山市の医療機関に、脳神経疾患研究所付属総合南東北病院という病院があります。郡山駅からバスで約15分のところにある病院で、駅付近のような騒がしさから解放された環境です。無料の駐車場が完備されているため、自家用車で通院することも可能です。

脳神経疾患研究所付属総合南東北病院には、数多くの診療科があります。たとえば、消化器外科、整形外科、形成外科、麻酔科、神経内科、消化器内科、小児外科などです。特に、脳神経外科には優秀な医師・医療スタッフが在籍していて、高い水準の治療に当たっています。脳の疾患というのは、極めて困難な治療を必要とするため、医師の技術も極めて高い水準でなければなりません。

脳神経疾患研究所付属総合南東北病院では、豊富な実績を誇っています。たとえば、脳腫瘍手術が33件、破裂脳動脈瘤開頭術が21件、未破裂脳動脈瘤開頭術が13件といった具合です。これらの手術を行うためには、複数の医師が協力し合って処理しなければなりません。したがって、1人の医師に全てを任せるのではなく、複数での協力体制が確立していることが前提となります。

脳神経疾患研究所付属総合南東北病院は、医師・医療スタッフ間の連携を大切にしながら、患者さんとのコミュニケーションをしっかりと図っていきます。近年の医療では、インフォームドコンセントを無視して治療を進めていくことはできません。とりわけ手術という重要な場面においては、患者さん・家族の同意に基づいて行うことが強く求められます。

脳神経外科という診療科は、他の診療科とは異なる特徴を持っています。それは、治療を開始する時期が遅れてしまうと、後遺障害が残りやすくなるという点です。脳というのは、人体の最重要な部位なので、初期症状が出た時点で診察を受け、医師のアドバイスを受けることが大切です。初期の段階で治療を開始すれば、困難な脳疾患でも回復する可能性が高くなるのです。