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硬膜下血腫
硬膜下血腫とは、頭部の外傷による疾患で急性と慢性があります。頭部への外傷後に血液と脳脊髄液が頭蓋骨の内側にある硬膜とくも膜の間に溜まることで皮膜が形成され、この膜から出血が繰り返されることで血腫が徐々に大きくなり症状が出てきます。 急性タイプは、外傷を受けた直後または2、3日以内に症状が出る血腫です。くも膜下出血に症状が似ていると言われます。急性タイプは、転落や殴打、交通事故などが原因で発生することが多く発症する年齢層も幅広いです。また、小児の場合は、虐待による頭部への外傷を受けたときも多く見られます。若年者では、スポーツ中の頭部への外傷の際にも見られます。 慢性タイプは外傷から数週から数ヶ月 …