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脊髄腫瘍
脊髄とは、脳からの指令を使える神経の伝達路の役割をする部分で脊椎の中にあり、髄膜に保護されています。脊髄腫瘍とは、脊髄そのものや神経、脊椎、髄膜などに発生し、脳腫瘍と同じように良性の場合と悪性の場合があります。硬膜の外にできる腫瘍が硬膜外腫瘍、内側にできる腫瘍が硬膜内腫瘍です。脊髄の外にできる腫瘍は髄外腫瘍、内側にできる腫瘍が髄内腫瘍です。硬膜外腫瘍の多くは転移性と言われています。また、硬膜内腫瘍では髄外腫瘍が多く、良性であることがほとんどです。神経鞘腫と髄膜炎が成人に多く、脊髄そのものにできる神経膠腫は、小児に多いと言われています。 腫瘍の発育速度や発生した部位によっても異なりますが、腫瘍の …